地盤を整えた日。図面が土の上に現れます

整地された敷地に重機が入る、着工前の現場
整地の途中の敷地。土をならしているところ
整地の途中。ここから建物の位置と高さが決まっていきます。

着工前のこの日、敷地はいちばん素の状態になります。建物が建ってしまうと二度と見られない景色なので、私たちは必ず写真を残し、お施主さまにもご覧いただくようにしています。

目次

整地でしていること

草木と古い基礎を取り除き、土を入れ替え、転圧して平らにします。見た目は「ただの更地」ですが、このときに測っているのは高さです。道路からどれだけ上げるか、隣地との境でどこまで下げるか。ここで決めた数センチが、雨の日の水の流れと、玄関までの上がり段数を決めます。

砕石を敷いてならした地盤
更地の状態。ここに図面の線を落としていきます。

この日に見ておいていただきたいこと

  • 道路から敷地までの高さ(駐車のしやすさと、玄関までの段数が決まります)
  • 雨が降ったとき、水がどちらへ流れるか(水はけの逃げ道をつくります)
  • 隣家の窓と、これから建つ窓の位置関係(カーテンを開けたままにできるかが変わります)
  • 朝と夕方で、日がどこまで入るか(同じ敷地でも時間帯で印象が変わります)

図面の上では数字でしかなかったものが、この日はじめて体の感覚で分かります。「思っていたより道路から高い」「隣の木が思ったより近い」。そうした気づきは、まだ間に合ううちに伺えるほど、あとの満足につながります。

実際の敷地での進め方は施工事例で、費用感は費用の目安でご確認いただけます。

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この記事を書いた人

兵庫県芦屋市を拠点に、2009年から欧米デザインの輸入住宅の企画・設計・施工を手がけています。レンガの家・クラフツマン・ヨーロピアンの3様式を中心に、本場の意匠を日本の暮らしへ届ける現場を綴っています。(デモサイト)

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