街並みの中で、どう見えるか。外観の色を決める前に

切妻屋根の赤レンガ住宅が並ぶ住宅街
レンガ壁の質感のディテール
近くで見たときの質感。遠目の色と、手が届く距離での見え方は別ものです。

外観の打ち合わせでは、たいてい1棟だけの完成予想図を見ながら色を決めます。ただ実際に建つと、家は必ず「並び」の中に入ります。隣の屋根の高さ、道路の幅、向かいの木。同じレンガでも、その中でどう見えるかは変わります。

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1棟で見るときと、並びで見るとき

写真のように同じ系統の外観が続く街並みでは、屋根の勾配と軒の高さがそろうことで落ち着いて見えます。反対に、隣家がまったく違う色や高さの場合は、こちらの外観を強くしすぎないほうが、結果として品よく見えることが多いです。どちらが正解ということではなく、建つ場所によって答えが変わります。

外観を決める前に、しておくとよいこと

  • 建てる敷地の前に立ち、両隣と向かいの家の色と高さを写真に撮っておく
  • 候補の色は、晴れの日と曇りの日の両方で見る(レンガは光で表情が変わります)
  • 遠目の印象と、玄関に立ったときの質感を分けて考える
  • 屋根・サッシ・玄関ドアの色は、外壁とセットで決める(後から片方だけ変えると難しくなります)

完成予想図はあくまで1棟ぶんです。実際の街並みの中でどう見えるかは、現地に立って、近くの建物と一緒に眺めてみるのがいちばん分かりやすい方法です。ご希望があれば、敷地までご一緒します。

外観の実例は施工事例で、素材の考え方はコンセプトでご覧いただけます。

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この記事を書いた人

兵庫県芦屋市を拠点に、2009年から欧米デザインの輸入住宅の企画・設計・施工を手がけています。レンガの家・クラフツマン・ヨーロピアンの3様式を中心に、本場の意匠を日本の暮らしへ届ける現場を綴っています。(デモサイト)

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